ナチュラルヒーリングPhoto/ヒガンバナ

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地面から急に咲く花、ヒガンバナ

前に、地面から花だけ急に表れて咲く花が、ヒガンバナ以外にもあったのだと気づいて驚いたというような話を書いた。そして今度はそのヒガンバナだ。
全国的に、遅い、とか、例年よりも背が高いとかいや低いとか言われているようだ。

確かにいつもの年よりは現れるのが遅いとは思う。
いつもは、ヒガンバナ、といいながら彼岸よりもだいぶ早く咲いていたように思うのだ。
そして、そういわれれば、の範疇だが、このあたりに咲きだしたヒガンバナはなんとなく例年よりもすらっと背が高いような気がしないでもないのである。

いつも思うのだが、花火を思わせる花だ。
そんな豪奢な花が何の脈絡もなく地面から茎をのばしていきなり咲くのだから、やっぱりちょっとぎょっとしたり薄気味悪くも思えたりもする。
なににせよ不思議な花だ。
この花、きっと見慣れたり見飽きたりする前に、いつのまにか枯れて消えてしまうのだろう。

実はこの花、球根があって、食べられるのだそうだ。
ただしそのままでは毒があるから、すりおろして水にさらすなどの処置がひつようなのだそうだ。江戸時代には万一の凶作に備えての救荒作物として村はずれに植えられていたのだそうだ。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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