ナチュラルヒーリングPhoto/我が世の春と咲きまくる花
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ぶり返す寒さで遅れてはいたが春が来たとて花が咲きまくっている。
花などというものはうれしいからとか人に見せようとしてとかいうわけで咲くのではなく、一族を増やそうという意図で花粉をやり取りするためであり、動物でいうと発情期みたいなものなのである。
ちょっと寒さが残ったので、その大事な花粉を運ぶ虫たちはどうかと心配したが、風のない晴れの温かい日にはちゃあんとハチなどが飛んできて花の中にあたまを突っ込んでいる。
人間はというと、♪梅は咲いたか桜はまだかいな~などと、だいぶ以前から心待ちにしており、さあ咲いたぞというと祝いだ花見だ歓迎会だと浮かれてしまう。
前にも書いたが、咲いた花のみならず散って落ちた花びらまでをきれいだと喜ばれる花は桜くらいなもので、咲き初めだ三分咲きだ五分咲きだいや満開だ、散り初めだ、桜吹雪だ、花筏だ、果ては葉桜だととことん楽しむのである。
ともかくも、めでたいという気分になる。ありがたやありがたや。
A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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