ナチュラルヒーリングPhoto/白鶴美術館

「白鶴美術館」（はくつる　びじゅつかん）

過日、神戸の「白鶴美術館」を訪れる機会を得た。
それは、神戸・灘の酒造で名酒たる「白鶴」の家の貴重な収蔵品を見せる美術館で、阪急電車のとある駅から狭くくねる坂道をずいぶんと登ったところにあった。
逆に、下るところにある朝日新聞の社主だった家の収蔵品を見せる「香雪美術館」にはもう十年も以上前に訪れたことがあって、その際には「小倉 遊亀（おぐら ゆき、1895年3月1日～2000年7月23日）」の作ばかり並べられていたことだったが、今は休館しており、中之島の別館だけが開いている。
駅の南には行ったのだが、北にあるここは存在すら全く気付いてもいなかった。
ところが、古代中国の青銅器や陶器があるということを知るやにわかに興趣が昂じて訪ねることと相成った。

展示品などにご興味の方は公式サイトなどお調べになれば良いと思うが、個人的な感想とっしては、まるでジブリのアニメやらどこぞの映画にでも出てくるようなお屋敷が建ち並ぶ道を辿った先にあるこの美術館は、展示品もさることながら、建物もお庭も素敵だった。
まるで、日常を離れた別世界にまぎれこんだよう。
すばらしい体験だった。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー（ゲオマンシーともいう）占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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