ナチュラルヒーリングPhoto/日差し

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真夏の日差しの中で、視界が白く灼けるようだ。

暑い、とは何度言ったことか。いくら言おうと涼しくはならぬのはわかっているし、誰かのせいにしてそれを責めようという気もないのだが、つい言ってしまう。

そういう夏の真っ盛りの太陽の光のもとでは、何もかも、色さえも失せてしまい、真っ黒い影かまばゆく白い光か、その中間のさまざまな灰色か、とすら見えるようだ。
もちろん、どのようなまばゆさの中でもしっかり自己主張し目に訴えて来る色というものもある。だがもう、明るすぎてまぶしくて目を細めるしかないくらいであったなら、むしろ明暗だけあって色のないモノクロの画像のほうがものの形すなわち形状や光景の本質が見えるということもあるかもしれない。

そしてまた、その明るさまぶしさを少し減じてやれば、そのものの姿の素晴らしさがよくわかる、ということもある。
もし濃いレンズのサングラスをお持ちなら、かけてみるといい。
そして、青空に沸き立つ入道雲を見て欲しい。そのディテールの複雑さ、巧まざる自然の造形の精緻さ美しさをぜひ、楽しんでいただきたいものだ。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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