ART/育代のスピリチュアルエッセイ

ART

呪縛

私が小学生の頃の話です。

「うちの猫ちゃんが子猫を産んだんだよ。5匹も!」と友人が嬉しそうに話してくれました。

「誰かにあげるの?」と動物大好きな私は、少し子猫が欲しい気持ちにワクワクしながら聞くと、「お母さんに聞いてみる!」と言ってくれました。

その後友人は、「お母さんが子猫を目が開かないうちに全部、そこの川に流したからもういなんだよ」と悲しい顔をして話してくれました。

どうやら友人宅の猫ちゃんは、半野良にしていたため
何回も子猫を産むので、その度に友人のお母さんは、子猫たちを近所の川に流していたそうです。
当時、去勢する考えはなかったのかなと思います。

時がたち、
友人の結婚話を人伝てに聞いた頃、
友人のお母さんと
病院の待合室でバッタリ遭遇しました。
お話を聞くと末期の子宮癌で
通院しているとの事でした。

その時私の脳裏には、
小学生の頃の子猫の話が走馬灯のように鮮明にリフレインしていました。

その数ヶ月後に、友人のお母さんは子宮癌が原因で、他界されました。
友人のお子さんも健常児ではなく
子育てがとても大変だという話も
風の便りに耳にしました。

この現象は、全て
無念に死んだ子猫たちの復讐です。
猫や動物の怨念は、末代まで祟りますので。
見に覚えがある方は、
どうぞご供養なさってください。
呪詛を末代まで、
続けないように。。

南無阿弥陀仏🙏

wrote
スピリチュアルカウンセラー育代

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