ナチュラルヒーリングPhoto/秋は来たのかもう過ぎ去ったのか

今年は（今年も？）季節感がかなりおかしい。
夏が暑すぎ、そして長すぎた。
秋が来るのが遅い。とても遅かった。だから公園の木の葉もきれいには色づいていない。
いまだあおあおとした緑のままである葉もあれば、濃く色づいている葉もある。

聞くところによれば紅葉する植物においては、気温が下がってくると、真冬の寒さに備え葉が凍結して枯死するのを防ぐため、また、日光が弱まって光合成には適さない季節となるために、葉から葉緑素を取り除き、その代わりとして糖分を葉に送るのだ、という。その糖分が不凍液がわりになって凍るのを防ぐ、というわけだ。
なるほど。そういえば子供のころ夏に、シャーベットを自製しようとして砂糖水を凍らせようとした時、冷凍庫のないワンドア冷蔵庫の製氷室（ほぼ零度ちょっと下までしか冷やせない）ではうまく凍らなかったのを思い出す。

じゃあわれわれ人間もそれに倣って、寒さで凍ったりしないように冬には甘いものをいっぱい食べたらいいんじゃない？などと思い付くとしたら、それは単に甘いもの好きの食いしん坊なだけ、ということであろう。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー（ゲオマンシーともいう）占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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