ナチュラルヒーリングPhoto/年の暮れ

年末の街を歩く

長い夏の果て、短く暖かめだった秋が過ぎ、そうすると、急に厳しい寒さの冬となって、気づけばもはや年末だ。
今年は元日から大変な災害があったりしてあまり「良い年」だったとは言いにくいが、自分の身の回りのことを考えればそれほど悪いという程のことでもなかったように思う。とりあえず自分自身をはじめ家族一同息災であって大きな病気などもせずに済んだし、事故や火事、物を失くすなどの災難もなかった。
そう思い返せば幸せな一年だったなあと言えるだろう。

そんなことやいろいろなことをつらつら思いながら街を歩けば、全てのものはどんよりと重たい曇り空の下いつもどおり静かにたたずみ、寺社は初詣の準備で清められおごそかに鎮座したもうのであった。
せわしいのはたたびとたるわれら人間のみ。そのせわしさを賑わいとして今年を終え、華やいでめでたい新年を迎えたいものだ、と思う。どうぞ良いお年を。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー（ゲオマンシーともいう）占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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