LIFESTYLE/うさぎの神社
この神社、なんとうさぎさんがかみさまのお使いなのだという。
ふつう神様のお使いといえばキツネだとか三本足のカラスなどという神社はまあ聞くように思うが、うさぎさんっていうのは、めったにない気がする。
その神社は、東天王さん、またの名を岡崎神社といって京都の丸太町通りを鴨川を越えた東にずうっと行って平安神宮をちょっと通り過ぎた北側に、ある
えーそもそもうさぎは多産で一家一族繁栄の象徴であるとかなんとかいう説明なんかはもうどうでもいいと思えるくらい一歩踏み込むともう境内にはウサギうさぎウサギでいっぱいだ。
参道の左右に普通の神社にある「狛犬」はもちろんいるが、それにプラスして「こまうさぎ」?とでも言うべきか、左右一対のうさぎさんの石像がワンペア、ツーペア、いやさらにもっとあるのである。
それぞれの姿形が違っているし、これがもう、それぞれかわいいのだ。
おみくじも、うさぎの形の小さな置物の中に入っているものもある。しかも、違う形・違うポーズのがあって巫女さんがどれにしますか?と選ばせてくれるのだ。
小さな置物のうさぎさんに願いを込めて奉納する場所もある。
朱色の欄干みたいなところにぎっしりみっちりとたくさんの小さなうさぎさんの置物が並んださまは、もうかわいさがすごい。
「うさぎの神社」というともう一つ思い出すところがある。
それは、京都の隣の宇治にある「宇治神社」「宇治上神社」だ。
ここにもかわいいうさぎがいっぱい!
令和五年は兎どし。
お参りすればきっと、かわいい、たのしい一年になるにちがいない。
A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラー、エッセイストとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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