ナチュラルヒーリングPhoto/狛犬
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狛犬(こまいぬ)というのは獅子に似た想像上の日本の獣なのだそうだ。
神社やお寺の入り口や建物の正面左右に据えられていることが多い。
飛鳥時代に日本に伝わったといわれるが、そのころは「獅子」「ライオン」の姿だったという。そもそもは古代エジプトなどのライオン像が元らしい。つまりスフィンクスの親戚というわけだ。
気にしないでいれば対して目にも止まらない。「あ、あるな」程度の認識になる。
ところが狛犬も意識して見てみると違いがあって面白い。
まず気が付くのは「ツノ」があるのがいるのだ。
それから、東大寺南大門の左右に立つ金剛力士像と同じく、向かって右手が「阿形」(あぎょう)で口を開けており、左手側は「吽形」(うんぎょう)で口を閉じているペアがけっこうあったりもする。
また、時代なのか作風なのか、ずいぶんと形や雰囲気に違いがあるものだ。
京都のうさぎの神社「岡崎神社」では狛犬もあるが犬ならぬ兎のペアでいわば「狛兎」が境内あちこちに何組も立っていたりお座りしていたりもする。
それから当然のことにお稲荷さんだと犬ではなく狐さんが立ったり座ったりしていて、宝珠を捧げていたり「鍵」をくわえていたりもする。
そんなところに目を付けて観察して比べてみるのもまた、参拝のひとつの楽しみだと思う。
*年頭元日には大変なことがおこりおめでたいどころではない事態に大変驚いております。
ご関係の皆様には心からのお見舞い・お悔みを申し上げます。
A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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