身の引き締まる思いで景色を眺める
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景色を眺めてきれいだとかありきたりだとかつまらないとか、いろいろ思うことがあるだろう。
また、ときによってはどこの何を見ても面白くは思えなかったりする。
世相や事件でもそうだ。ある事象について一方的にしか見られない、論じられないことがあるが、そういうことには気づかず、なんとなくそうだそうだと一緒に賛同してしまうことも少なくない。
風景の写真で言えば、モノクロにして色を取り除いてこそ見えてくるモノの形や濃淡というようなことがある。
水面を水鏡にして逆さまに映し出された木々や草や丘や建物などと、本当に地の上にあるそれらの実体は同じもののようでいて別の姿だ。風や水鳥の動きで水面にさざ波がただよえば、映し出される像が乱れゆがむ。
気を付けないと一方的な物の見方をしている・それを押し付けようとしてくる勢力、勢いで正義を振りかざしているような連中の尻馬に乗り、自分も一味・同類になってしまってはいないか。
うっかりしていると口からこぼれそうになる賛同の言葉をぐっと一旦飲み込んで、ネットに打ち込みそうになるその指のうごめきをひとまず抑えこんで、いまいちど、しっかり、考える。それがとても大事なことだ。
A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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