ナチュラルヒーリングphoto/華やかな夜景
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そしてまた、華やかに楽しい夜景もあるのだった
ある夜、出かけてふと見ればビル群。窓にはまだ明かりが。
まだいまも仕事をしている人がこんなにいっぱいいるんだ、とかそういう世知辛い身に染みる話は思ったとしてもとりあえず別のことにして、きれいだなあ、と心底思う。
どうしてビルの輪郭が夜の闇に沈みかけた一方で窓に明かりが沢山ともっているのを見ると、綺麗だとかかっこいいとか、思うのだろう。
これが、うっそりと木が茂る山だったらどうだ。山の輪郭が夜闇に溶け込みかかり、そこへ、神社だか人家だか街灯だかの明かりがぽつぽつ、ぽつと灯っている。そういうのを見るときの心境とはまるで違うことにいささか驚く。
山なら、怖いとか恐れ多いとか不気味とかそんなことを思うだろうのに、ビル街の夜景はクールでかっこよくて、楽しくなってくる。
それはきっと、こんなビル街を作り上げた人類の英知や努力と、そこに明かりをともしている人々のことを同じ文明の仲間と思い温かく親しい気持ちを抱くから、ではないだろうか。
まだ凍えるほどまでもは寒くもなく、だが冷えて空気が済んでいるこの季節に、夜風に首をすくめてばかりいないでちょっと視線を上げて、夜景をたのしむのも良いのではないだろうか。
A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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