ナチュラルヒーリングPhoto/クールウォーキング

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寒い朝の散歩

寒い朝の散歩のことを「クールウォーキング」とかシャレて言ってみる。なんの意味もない。むしろよけい寒くなる(笑)
そしてその時に目にした光景をモノクロ写真で切り取ってみた。

寒い朝、誰もいない公園の道。そこには、確かに登っているが姿が見えない朝日が、とても弱弱しい光を届けている。開けた草地は明るく、園路を覆う木立の下は暗い。
木立の間から見える空は、モノクロではなくカラーであっても「グレー」だ。

道の左右の木立の根元を見れば、落ち葉におおわれた地面に指を立てて掴みかかっている手のような、あるいは、鋭い爪がうずまるくらいに地面に踏ん張っている鳥の足のような、樹木の力強い姿が目に入る。

視線を巡らせて見上げるベンチにも、人の姿はない。寒々とした様子。
しかし、歩いていると突然、毛皮にくるまれて丸々として柔らかで温かい存在を足もとに見出すこともある。そんな、寒い朝の散歩であった。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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